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 福島市の美容室が完成しました。

初めて現場を見た印象は、この建物もったいないな…って。

大型看板があったり、活用法はいくらでもありそうな建物。

しかし、賃貸物件のリノベーションの為、妥協しなくてはならない制約が幾つかあ
り、敷地と建物が互いに自己主張が強く、双方一体とまでは程遠い感じでした

ここの建物で何を伝えたいかを考え、オーナーの話を聞きながら少しずつ形になる構
図を想い描き、何枚もスケッチをしていく。

オーナーからの要望は至ってシンプル。

プライバシーを確保したゆっくりとした環境を再現して欲しいと。

室内空間は決まった面積なので、全て個室にしてしまうと圧迫感があるため、外の敷
地を室内空間に取り入れられたらと考えました。

他にもいろいろな工夫が施されています。

決められた空間面積を最大限に引き出す為に、壁の要所要所に鏡を用いて、空間の広
がりを意図的に作り、光の反射により、光のプリズムを演出します。

空間の間仕切りには、通常建築の下地に使用するコンパネをそのまま使用し、厚さ24
ミリの壁をいくつもランダムに配置しました。

構造×構造の考えにより、24ミリのコンパネ×コンパネ+FB(鉄の板)の結合により作
られた、薄い間仕切り壁。

 

 

間仕切りとは?

物理的に仕切る事以外に、空気の温度差、明暗、香りなど、感覚的な仕切り方も沢山
あるのです。

 

大切なのは、なぜ空間を仕切るのか?

それがお客様の居心地の良さに繋がると僕は思うからです。

オーナーのお店への最もこだわる点も居心地のよさ。

店内は1つの空間でありつつも、プライバシーを確保している個室にもなる仕上がり
です。

 

是非、新しくopenしたお店に遊びに行ってみて下さい!

_MG_0284.jpg髪型開発研究所

kamiken.方木田店

http://kamiken.jp/

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このページは、安斎好太郎が2011年10月27日 21:41に書いたブログ記事です。

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